卵巣にも不妊症の理由が!?意外と知らない卵巣年齢

こんにちは。
みなさん、卵巣年齢をご存知でしょうか?
身体が年をとるように、卵巣も年をとります。
卵巣が年をとると、子どもができる期間が短くなったり見た目の若さが失われたりします。
学校ではあまり習わないのでよくわかっていないという方が多いそうです。
そこで今回は、卵巣年齢のあれこれをご紹介いたします。

【卵巣年齢とは】

卵巣年齢を理解するためにはAMHについてご理解いただく必要があります。
AMHとはアンチミューラリアンホルモンの略称で、発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンのことです。
このAMHの量が多ければ多いほど、卵巣年齢は若いと言えます。
また、このAMHの検査は不妊症を扱っている病院やクリニックで受けられます。
自分の卵巣年齢を確かめるためにも一度検査してみてはいかがでしょうか。

【AMH値の基準】

AMHの量が多いとされる基準は実年齢によって違います。
AMH値:6.04ng/ml = 27歳以下
AMH値:6.15ng/ml = 28~29歳
AMH値:6.31ng/ml = 30~31歳
AMH値:5.42ng/ml = 32~33歳
AMH値:4.75ng/ml = 34~35歳
AMH値:3.82ng/ml = 36~37歳
AMH値:3.18ng/ml = 38~39歳
AMH値:2.44ng/ml = 40~41歳
AMH値:1.67ng/ml = 42~43歳
AMH値:1.31ng/ml = 44~45歳
AMH値:1.00ng/ml = 46歳以上
以上が日本生殖補助医療標準化機構の出しているAMHの年齢別の基準です。

【卵巣年齢が高かったら子どもができないの?】

そうではありません。
たとえAMH値がゼロに近い数値の方でも妊娠される方はいらっしゃいます。
AMH値が表しているのは、あくまで「あとどれくらい排卵できるか」ということです。
しかし、AMH値が低いということは高齢出産ができにくいということを表しています。
高齢出産をお考えの方は注意しておくべきと言えます。

【さいごに】

今回は卵巣年齢についてお話いたしました。
上でも述べたように、卵巣年齢が高くても妊娠できます。
妊娠で重要なのは卵子の数ではなく質です。
しかし、数が少なければ質の良い卵子が生まれる確率も下がります。

卵巣年齢を保つ方法は日頃の食事や睡眠、そして身体の疲労回復です。
アクア鍼灸治療院は、あなたの妊活を身体の健康面からサポートしたいと考えています。
身体の内側も外側もきれいなママさんになりませんか?

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