不妊症発生の理由を教えます!

不妊症という言葉を最近特によくお聞きすると思います。
しかし一口に不妊症といっても様々な理由が存在しており、その対処方法も様々です。
そこで今回は不妊症がおこる理由をご紹介しますので、是非不妊症の治療に役立ててください!

1.不妊症とは!?

そもそも不妊症とは「妊娠を望んで性交などを行っているのが1年以上妊娠できない状態」のことを指しています。
不妊症とは明確にいうと「病気」ではなく「症候群」です。
「病気」はある特定原因から発生する症状のことを指しますが、「症候群」が原因に関係なく特定の症状が発生していることを指すのです。

つまり「不妊症」は「妊娠できないという状態」のことを指しているだけで、原因は様々なのです。

2.不妊症がおこる理由-男性編-

女性側が問題だと思われがちの不妊症は実は40%程度は男性側に問題があるとされています。
数ある不妊症の理由の中でも数が多い「精子」に関する3つをご紹介します。

1つ目は「無精子病」です。
これは今回紹介するなかで最も深刻な状態で、精液の中に精子が全くない状態を指します。
精子自体が作られていないケースと精子は作られているが、精子の通る通路が塞がれているケースに分かれます。

2つ目は「乏精子症」です。
これもそのままの症状で、精液に含まれる精子の量が平均より少ない状態のことを指します。
具体的には精液1mℓ当たりの精子の量が1500万より少ない状態のことを指します。
ちなみに自然妊娠に必要な精子の数は4000万以上とされています。

3つ目は「精子無力症」です。
これは精液の中の精子の量的には問題ありませんが、精子の活動量に問題があるケースです。
精子の活動が鈍いと卵子まで到達できずに不妊症となってしまいます。

これらの3つは精子を作る能力に問題がある造成機能障害と呼ばれていますが、はっきりとした原因は分かっていません。

3.不妊症の原因-女性編-

女性側の不妊の理由も様々ありますが、男性より複雑なケースが多いです。
子宮や卵管から卵子、排卵、頸管、ホルモンバランス、血流の流れなど様々な要因が複雑に絡まりあって「不妊症」発生する要因となっています。
ですのでまずはその要因を特定することから始める必要があるので、必ず検査を受けてください!

4.まとめ

不妊症は男性と女性の両方に問題がある可能性があり、その発生理由を明確に理解することによって適切な対処ができます。
是非適切な対処ができるように「検査」を受けられることをお勧めいたします。

sdr