不妊になる原因は?女性だけの問題?

「赤ちゃんが欲しいけど、不妊になったらどうしよう。」
「不妊って女性側だけが原因なの?」
そのようなことを考えている人はいませんか?
子どもを出産して家庭を持ちたいと考える女性は多いですよね。
誰しも不妊症になるリスクはありますが、原因を知っていれば予防することができます。
そこで、今回は不妊になってしまう原因について解説します。

女性が原因の不妊症

女性が不妊症に陥る場合、原因のほとんどが外部の環境や生活習慣によるものです。
不妊症最大の原因は「卵巣機能の低下」にあります。
卵巣機能が低下してしまう要素について紹介します。

加齢

女性が出産できる年齢には限界があります。
近年は高齢出産のケースも増えつつありますが、年齢が上がることはそれだけ卵巣機能、卵子の質が低下するということです。
そうすると、卵子が大きく育たないだけでなく、子宮内膜がなかなか厚くなりません。
その結果、受精しても着床する確率が低くなるのです。
出産を考えるなら、早めに妊活を始めましょう。

卵巣、子宮のトラブル

妊娠の際にはまず排卵された卵子と卵管と通ってきた精子が受精をします。
そして、その精子と卵子が子宮内で着床します。
しかし、この過程の中で異常が発生すると、妊娠することができません。
問題は排卵、卵管、頸管、子宮に現れます。

太りすぎや痩せすぎ

体重が極端に偏り過ぎても不妊症のリスクは高まります。
太り過ぎは月経異常を起こし、痩せすぎは無月経に繋がります。
暴飲暴食や間違ったダイエットによって妊娠できないケースは珍しくありません。

男性が原因の不妊症

不妊の原因は女性にあると思われがちですが、男性側にも要素があるのです。
データによって様々ですが、女性5割、男性3割、原因不明2割と言われています。
男性側の主な原因を紹介します。

造精機能障害

精子の状態が悪かったり、元気がなかったりすることを言います。

精子無力症

精子の運動量が悪く、卵子までたどり着けないことを言います。

無精子症

精液中にほとんど精子が含まれていないことを言います。

乏精子症

精子の数が少ないことを言います。
これらのことが原因に挙げられるでしょう。

まとめ

今回は不妊になってしまう原因について解説しました。
男女ともに言えるのは、不妊の原因は食事や生活習慣を改善することで防げることです。
例えば、栄養バランスの考えた食生活、禁煙、ストレスの発散、適度な運動は不妊予防に効果的です。
どちらかだけが努力しても結果は期待できません。
2人で話し合い、力を合わせて妊娠しやすい体づくりに取り組みましょう。