妊活の成功を左右する高温期の正しい過ごし方

妊活中の方にとって高温期は、妊娠するかどうかを決定づける重要な局面です。
そんな大事な局面であるからこそ、高温期の行動は妊娠の成功率に大きく影響します。
ただ、高温期にとるべき行動を知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、妊活中の方必見、高温期の正しい過ごし方をご紹介します。

高温期が重要な理由

そもそもなぜ高温期が妊活にとって重要な時期なのでしょうか。
その理由は、高温期は排卵が起こったサインであり、妊娠の確率が普段よりも高いからです。
そのため高温期の過ごし方が妊活成功を大きく左右するのです。

高温期の正しい過ごし方

ここからは、高温期にとるべき行動をいくつか具体的にご紹介します。

体を温かい状態で保つ

高温期に最も大切なのは、受精卵が着床しやすいように体を温かい状態に保っておくことです。
体が冷えていると着床する確率が低くなってしまうため、妊娠しにくい環境になってしまいます。
したがって高温期は、体をできるだけ冷やさないように過ごすことが最重要なのです。
特に子宮周りを重点的に温めるようにしましょう。
腹巻きやストールなどを使って体をしっかりと温めましょう。
また、根菜や赤身肉、魚、ニンニク・ショウガなど体を温める効果を持つ食材を積極的に取り入れるよう心がけましょう。

激しい運動は控える

高温期は最も着床が起きやすい時期です。
着床している可能性が十分にあるので激しい運動は控えるようにしましょう。
軽いウォーキングやストレッチであれば血液循環を活発にしてくれるので体温向上に効果的です。
ストレス発散もかねて行ってみるとよいでしょう。

十分な睡眠をとる

子宮内膜は夜寝ている間に作られます。
また、睡眠不足は生理前症候群に拍車をかけ、精神状態が不安定になってしまいます。
しっかりとした睡眠は妊娠確率を上げるので夜更かしや無理な早起きは控え、規則正しい生活習慣を心がけましょう。

アルコールやタバコ、カフェインを控える

高温期のタバコやアルコールは体内の赤ちゃんに悪影響を与えます。
また、タバコの副流煙も同様に悪影響を与えるので、周囲の人にも禁煙に協力してもらうようにしましょう。
また、カフェインの摂取も控えたほうがよいでしょう。
カフェインは体温を低下させる効果を持つので、せっかく基礎体温が高い高温期の効果を帳消しにしてしまいます。
できるだけノンカフェインの飲料を選びましょう。

ご覧頂いた通り、高温期には「体温を下げない」ことが最重要です。体を十分に温められる環境での生活や、体を冷やさない行動を心がけましょう。