不妊治療の成功には冷え体質改善が不可欠!その理由と改善方法

「しっかり温まりなさい」「子宮は冷やさないように」不妊治療でよく言われる言葉ですよね。
「冷えは女性の天敵」というのも、聞いたことがあるのではないでしょうか。
確かに体の冷えは、体にいいことをもたらしません。
鍼灸治療が属する東洋医学では、冷えを「根本的な冷え」と呼び、体全体の不調は冷えからきていると考えます。

今回は冷えが女性にとって、妊活にとってよくない理由、改善方法を紹介します。

「冷えは女性の天敵」というけれど、オフィスのクーラーがついている時は夏でもブランケットが手放せなかったり、年中カーディガンを羽織っている方は、男性よりも女性の割合の方が多いですよね。
女性の方が冷えやすいのは、男性よりも筋肉の割合が少なくて本来筋肉が生み出す熱が十分に生み出されないこと、ダイエットを意識して肉や魚などのタンパク質を食べない為に、たんぱく質を分解する時に体内で作り出される熱が作り出されないことなど、様々な理由があります。
体が冷えると、血行が悪くなります。
そうすると、卵巣に「女性ホルモンを分泌しなさい」と指令を送る、卵胞刺激ホルモンというホルモンが分泌されにくくなります。
女性ホルモンは着床を安定・継続させる、卵胞を成熟させるなど、様々な効果を妊娠にもたらすホルモンです。
ホルモンバランスを整えることは、不妊治療の成功に繋がります。
その女性ホルモンが上手く分泌出来ないとなると、「冷えは天敵だな」という感じがしますよね。
さらに、血行が悪くなり、体の中の血液循環が行えないとなると、もちろん子宮や卵巣などにも血流が不足することになります。
すると、卵巣の中ですくすく育って欲しい卵胞が育ってくれずに排卵がない、体外受精の際に十分育った卵胞を得られないということが起こり得ます。

冷えは女性の天敵、妊活の天敵ということがお分りいただけたと思います。
では、どんな改善方法があるのでしょうか?

まず、温めるといえば思いつくのが「温泉」ですよね。
温泉は普通のお湯とは違って水の中に一定の成分が入っています。
例えば温泉には豊富なミネラルが含まれていることが多いですが、そのミネラルには肌を温めてコーティングする作用があります。
だから温泉に浸かった後は身体が冷めにくいのです。
定期的に温泉に浸かることで、体質改善、冷え解消も期待できます。

他には「よもぎ蒸し」も有名ですよね。
よもぎと数種類の薬草を煮立たせたものを下半身よりスチームで温めるものです。
よもぎや薬草の成分を吸収することで、体の芯から血行を促進させます。

そして、当院で行なっている鍼灸も、冷え改善に大変有効です。
全身の血の巡りを良くし、体が軽くなったような感覚になられる患者様もいらっしゃいます。
血行が良くなるので、治療後は激しい運動、飲酒をお控えいただくほどです。

鍼灸で冷えを改善して、不妊治療を成功させましょう!