不妊治療を始めるタイミングはいつ?

なかなか妊娠できず、そろそろ不妊治療を始めた方が良いのかな?
不妊治療を始めるタイミングは、いつからなの?
とお悩みの方も、いらっしゃるかと思います。
今回は、不妊治療を始めるタイミングと、不妊の原因についてご紹介します。

■不妊とは?

不妊とは、子どもを望む健康的なカップルが、避妊をせずに性交渉を1年以上続けても妊娠しない場合をいいます。
不妊症に悩むカップルや夫婦の数は年々増えてきており、不妊治療を受けている人は、46万人を超えるともいわれます。

■不妊治療を始めるタイミング

不妊症とは、普通の夫婦生活を送っていて1年をたっても妊娠しないことをいいます。
そのため、1年以上妊娠をしないと、不妊治療を受ける事が進められています。
不妊治療を受けるカップルは、年齢と共に増えていきます。

年齢別の不妊治療を受けている割合をみると、20歳から29歳は8.9%、30歳から34歳は14.6%、35歳から39歳は21.9%、40歳から44歳は28.9%です。
女性の卵子は、生まれた時から数が決まっており、新しく作られることはありません。
そのため、卵子の質は年齢と共に低下していき、妊娠率も下がってしまうのです。

■不妊の原因

世界保健機関は、男女の不妊の原因として、女性に原因がある場合は41%、男性側に原因がある場合は24%、そして男女両方に原因がある場合が24%であると発表しました。
不妊の原因は、女性だけだとお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、実は不妊の原因は男性にもある場合も少なくありません。

・排卵因子
規則的な月経のある女性の場合だと、月経の2週間前に排卵が起こります。
しかし、月経不順の女性だと、月経のような出血はあっても排卵が起こらないことがあります。
排卵がないと妊娠は起こらないため、不妊の原因に繋がります。

・卵管因子
卵管は、精子が卵子に向かい、受精した卵が再び子宮に戻るために通る道です。
この卵管が、炎症や何らかの原因によって詰まっていると不妊の原因になります。

・子宮因子
月経の量が多く、また血液検査で貧血を指摘された方は、子宮筋腫の疑いがあります。
子宮筋腫は、受精卵の着床を困難にするだけでなく、精子が卵子に到達するのを妨げて妊娠しにくくなります。

・造精機能障害
これは男性に起こる病気で、精子の数が少なかったり無かったり、また精神の活動が悪かったりする障害です。

今回は、不妊治療を始めるべきタイミングと、不妊症の原因についてご紹介しました。
私たち、アクア鍼灸治療院は、不妊治療専門の鍼灸院として様々なお悩みを抱えている患者様にお越しいただいております。
妊娠したいとお考えの方、なかなか赤ちゃんができなくてお悩みの方、ぜひお気軽にご相談ください。

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