コーヒーを飲みすぎていませんか?

妊活中は、コーヒーが好きだけど、 なんとなくカフェインは良くない気がして・・・

ネットで調べると、様々な情報が載っており、 何がホントかわからなくなり、 とりあえずは、やめたほうがいいのかな?と 我慢されている方も少なくありません。

ホントのところはどうなのでしょうか?

 

コーヒーは温める!?

薬膳でみるとコーヒーの性質は温性で温める力を持ち、そして利水といって水分を排出する力を持っています。また“昇発”という力をもち、気を体の上部に持ち上げます。これは、言い換えれば「温め渇かす力」で、エアコンの暖房のような温め方をしてくれます。なので頭に血が通っていなくスッキリしないときは、コーヒーとの相性がとてもいいです◎

しかし足が冷えいる方やぼせやすい方は、注意が必要です。こういった方は、コーヒーを多量に飲むと、のぼせや耳鳴り・めまい・頭痛なのが起こりやすくなります。またアトピー性皮膚炎などで身体の上部に乾燥性で炎症が出ているときにも、コーヒーの温める力と乾燥する力が悪影響を及ぼしかねないので、極力避けることをお勧めします。

 

こんな研究もあります・・・

妊活を始めてから自然妊娠するまでの期間を コーヒー摂取量と共に調べた研究があります。

これによると、 全くコーヒーを飲まない群で『妊娠まで6.5か月かかった』のに対して                          1日5杯以上コーヒーを飲む群では『妊娠まで8.2か月』となっています。

これをカフェイン含有量でみると、 カフェイン摂取が1日500mg以上の群では、 妊娠しない方の割合がやや高くなるという研究結果でした。 300~500mgの群は、300mg以下の群とほとんど差がありません。 ということで、結論は・・・ カフェインの取り過ぎは妊娠までの期間を延長させるというのは事実のようです。

では・・・カフェインのとり過ぎ(カフェイン500mg)って? コーヒー6~7杯程度です。
【参考】コーヒー60mg/紅茶30mg/煎茶20mg これくらいの量を飲まれる方は、減らすことをおススメします。

 

まとめ

コーヒーには肉体疲労を回復させ、コレステロール値を下げ、心筋梗塞などの心臓病の予防をしてくれます。さらに肝臓がんの抑制にも効果があることが研究で分かっています。しかしながらどんなものでも、摂りすぎは体に良くはありません。少量を楽しむ程度で、ご自身の体質・体調をみながらコーヒーと付き合っていきましょう☺

 

 

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不妊治療専門 アクア鍼灸治療院
院長 松本茂文
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