不妊治療、何歳から始めるべき?

こんにちは。
結婚してそろそろ子どもが欲しいという方も多いでしょう。
ところで妊娠に対して不安はありませんか?
「もし子どもが産みにくい身体だったらどうしよう」
「私の年齢で子どもが産めるのだろうか」
このような心配も多いでしょう。
そこで今回は、不妊治療と年齢の関係性についてお話いたします。

【不妊治療の具体例】

不妊治療と年齢の関係性をお話しする前に、まず不妊治療にどのようなものがあるのかをご理解いただきたいと思っています。

○タイミング法
これは最も妊娠しやすいと言われている排卵日の2日前から排卵日に性交渉のタイミングを合わせるという治療法です。
排卵予定日の数日前に経膣超音波検査で卵胞の大きさを確かめて、排卵日の正確な日数を調べます。

○排卵誘発法
これは内服薬や注射によって排卵を起こさせる治療です。
排卵のない方に行うのが通常ですが、タイミング法の次にメジャーな治療法でもあります。

○人工授精
これは細い管を使って子宮頸管に繋ぎ、事前に採取しておいた精子を子宮の奥に注入するという治療です。
大掛かりなように聞こえますが、出産方法は自然妊娠と同じです。

○体外受精
これは体外に女性の卵子を取り出し、パートナーの精子と一緒にさせ体外で受精させて、女性の子宮に戻すという治療法です。
タイミング法、排卵誘発法、人工授精をしても残念ながら結果が出なかった方がなさることが多いようです。

【不妊治療と年齢の関係性】

では不妊治療と年齢の関係性をお話いたします。
単刀直入に言うと、不妊治療は妊娠に不安を持った時点で始めるべきです。
日本には不妊治療の技術があるにもかかわらず、不妊治療を始めるのが遅かったために妊娠を諦めなくてはならないという方が多くいらっしゃいます。
具体的な年齢で言うと「40歳」が不妊治療を始める限界の目安と言えます。
もちろん一概にそう言えるわけではありませんが、40歳を超えると体外受精の成功率も1回あたり1割を下回ります。
またタイミング法や排卵誘発法、人工授精に関しても、自分の卵子の質が低下し始める40歳を超えてしまうと、成功率が大幅に下がってしまいます。

【さいごに】

今回は不妊治療と年齢の関係性についてお話いたしました。
40歳を超えると卵子の質の低下が激しくなると言われています。
不妊治療をするにもやはり卵子の質は大きく関わってきます。
40歳のラインを超える前に、早めの不妊治療をされてみてはいかがでしょうか?
また当院では、鍼灸を通して妊活されている方のサポートを行っております。
ぜひ一度ご検討いただければ幸いです。

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