妊活と春の気候
寒い冬ももう終わり、過ごしやすい春が訪れました。
新社会人になる方も多く、街中でスーツを着た人をよく見ます。
新生活が始まり、慣れない生活が始まったりとストレスの多い季節です。
実は春は東洋医学的にみても、ストレスを感じやすい季節なんです。
春夏秋冬・・・
東洋医学では、五行学説と言って地球にあるあらゆるものは【木・火・土・金・水】の5つの要素から成り立っていると考えています。この五行学説の考えをもとに体の状態や治療を行っています。
【木＝肝、火＝心、土＝脾、金＝肺、水＝腎】
上記のように五行学説とは地球のものはこの五行に全て考えられています。
それは人の体も当てはめられています。
五味といって、味覚もこの五行に当てはめることも出来るのです。
では、季節はこの五行学説に当てはめるとどれになるのか？
【木＝肝＝春 ・ 火＝心＝夏 ・ 土＝脾＝長夏 ・ 金＝肺＝秋 ・ 水＝腎＝冬】
このように、春は肝臓と関係しているといわれています。
春になると肝の働きが弱くなり自律神経が乱れやすい季節といわれております。
特にイライラしやすかったり感情のコントロールがきかないといったことが多くなりやすいです。
他にも頭痛や肩こりの症状や不妊治療では月経前症候群や生理不順、排卵障害に繋がると考えられています。
【肝が弱っている時】
・PMS(月経前症候群)症がひどくなった
・ストレスが続いている
・感情を抑えて我慢している
・よくため息が出る
・頭痛が起きる
・肩こり
・お腹が張る
・よくげっぷやオナラがでる
・月経不順
・花粉症の症状が目にでる
上記のものが3つ当てはまる方は肝が疲れている可能性があります。
酸味のあるものや春菊やにんじんを食べると肝が落ち着いてきます。
他にもご自宅でストレッチや半身浴・読書などで気持ち落ち着かせるような習慣を心がけると良いですね。
新生活が始まり気が張る季節ですので、お休みの時はリラックスタイムを作ってみてください。
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不妊治療専門 アクア鍼灸治療院
院長 松本茂文
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