卵子が育ちにくいのはどうして?

「生理が2か月以上来ない。」

「タイミングを取っているけど、いつ排卵しているかわからない。」

「なかなか卵が育たなくて、採卵ができない。」

など、不妊治療を進めていく中で卵子が育たないことでお悩みの方は少なくありません。

  • FSHの数値が高い
  • E2の数値が低い
  • 低温期が20日以上ある
  • 生理周期が40日以上空く

月経周期は25~38日が正常な範囲内といわれています。

40~50日ごとに来ることを「生理不順」「稀発月経」といいます。

90日以上来ない場合を「無月経」といい、注意が必要です。

 

女性の体のサイクルとホルモン

卵子を育てるために必要なホルモンは4つあります。

脳下垂体から分泌されるFHSLH、卵胞から分泌されるE2プロゲステロンです。

FSH(卵胞刺激ホルモン)とは脳から卵巣に「卵胞を育てて!」と指令を送るホルモンです。

卵巣の働きが弱いと、FSHの数値は高くなっていきます。

LH(黄体形成ホルモン)は排卵を起こすきっかけとなるホルモンです。

排卵を起こしたあとは、排卵した後の卵胞を黄体化させてプロゲステロンの分泌を促します。

E2(エストラジオール)は卵胞から分泌されるホルモンです。

病院では超音波検査で卵胞の数と大きさを測定しますが、卵子の様子までは見ることができません。

そこで、成熟しているかどうかを判断するのがE2です。

卵胞が育ってくるにつれE2の数値も上昇します。

成熟卵胞1個あたり200~300pg/mlが目安といわれています。

例えば、卵巣刺激によって5個の卵胞が育ってきている場合、300×5=1500pg/mlを目安にします。

採卵に挑まれている場合、E2の数値が停滞している期間が長くなると高い確率で卵子の染色体異常が起こると考えられているため、中止という判断になることがあります。

卵子が育たないのはどうして?

いくつかの原因が考えられます。

〇年齢
〇睡眠不足
〇働きすぎ
〇栄養の偏り
〇ストレス
〇多嚢胞性卵巣症候群などの疾患
〇排卵誘発剤を繰り返し使うことによる卵巣機能低下

女性のホルモンバランスは非常に繊細で、ストレスや食生活の乱れ、頑張りすぎなど様々なことが原因で乱れてしまいます。

結果、卵子に必要なホルモンを送れず、育てるのに時間がかかることがあります。

また、年齢や不妊治療の積み重ねで卵巣の働きが低下してしまうこともあります。

採卵に向けて頑張っている方も、タイミング指導や人工授精をされている方も、卵子を育てるためには本来持っている力を取り戻すことが大切です。

生活習慣の中に思い当たることがある方は一度、見直してみましょう。

本来持つ力を発揮できるように体質改善することは東洋医学の得意分野でもあります。

漢方や薬膳、鍼灸治療を取り入れてみてもいいかもしれません。

 

東洋医学の見方と治療方法

東洋医学では卵子が育ちにくい原因を3つの体質に分類して考えます。

①腎虚

「腎」は腎精という生命エネルギーの源を蓄え、生殖機能の働きを支えています。
睡眠不足・働きすぎなどで腎精の消耗が進むと、生殖機能も疲れた状態になってしまいます。
男性機能の低下・良い卵子が育たない・女性ホルモンが減少するなど不妊の原因に繋がります。
特徴:腰痛、足腰がだるい、冷え、無月経
腎虚体質の方はまず体を休めることと、下半身をしっかりと温めることが必要です。

②気滞血瘀体質

ストレスによって気の巡りがスムーズではなくなり、子宮卵巣への血流が滞ってしまっている状態です。
血流が滞ると体内に「瘀血」という血の塊ができ、さらに血流を低下させてしまいます。
特徴:イライラ、肩こり、お腹が張る、生理周期が不安定など
生理にレバー状の血の塊が混ざる方は瘀血ができているサインです。
瘀血は子宮筋腫や子宮内膜症の原因にもなります。
うまくストレスを付き合うことと、運動やストレッチなどで気血の巡りを良くすることが大切です。

③痰湿体質

食生活の乱れがある、もしくは元々胃腸が弱いと体の中に余分な水分を溜め込んでしまいます。
食べすぎは内臓や生殖器の働きが落ちてしまい、不妊の原因に繋がります。
特徴:頭や体が重だるい、むくみ、めまいなど
余分な水分は冷えも招きます。温めて水分代謝を上げることが必要です。

 

このように、体質によって原因や対処も変わります。

病院で治療を受けながら不妊治療を進めていく場合も、卵子を育てることはたくさんのパワーを

必要としますので元気な体に整えていくことは大切です。

アクア鍼灸治療院ではお一人お一人に合わせたオーダーメイド治療をしていきます。

生理不順や採卵でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

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不妊治療専門 アクア鍼灸治療院
院長 松本茂文
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