不妊治療の4つの種類

「不妊治療を続けているがなかなか結果がでない」
「そろそろ別の治療法にしようかな」
などとお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

不妊症とは、妊娠を希望して1年間以上性生活を送っているのにもかかわらず、妊娠が成立しないことを指します。
不妊症には様々な原因があり、その原因によって治療方法が異なります。
では、不妊治療にはどのような種類があるのでしょうか。
今回は、不妊治療の種類についてご紹介していきます。

・タイミング方法

タイミング法とは、排卵日を予測して性行為をし、妊娠の確率を高める方法です。
これは、不妊治療の初期の段階で行われる治療法です。
排卵は月に1回しかないため、排卵時期以外に性行為をしても基本的に妊娠する可能性はないといわれています。
そのため、排卵日の数日前のタイミングで性行為をして、妊娠する確率を上げます。

・人工授精

タイミング法でも妊娠に至らなかった場合、次のステップとして人工授精へと進みます。
人工授精とは、男性から採取した精子を、人の手で子宮の奥に入れる治療法です。
これは、精子と卵子が出会いやすくする治療で、そのあとの受精や着床のステップは自然に妊娠するのと同じです。
そのため、自然妊娠に近い流れで妊娠でき、赤ちゃんや母体への影響もほとんどないと言われています。

・体外受精

体外受精とは、体の外に卵子を取り出して、男性の精子と合わせて受精させてできた受精卵を、子宮の中に戻して妊娠を目指す方法です。
体外受精は、タイミング法や人工授精をしても妊娠しなかった場合になされる治療法です。
体外受精は、費用が比較的高くなる場合があります。
しかし、不妊治療には助成金制度もあるため、事前に役所や自治体に確認すると良いでしょう。

・鍼灸治療

不妊に鍼灸治療?とお思いの方もいらっしゃるかと思います。
鍼灸治療は、私たちの体にある、あらゆるツボを鍼やお灸で刺激して、身体の不調を改善する治療法です。
足や腰などの治療だけでなく、最近では不妊治療にも効果のある治療法といわれています。
鍼灸治療を行うことで、全身の血行が良くなり、子宮や卵巣も温められます。
全身の血行や良くなると、自律神経のバランスが整い、ホルモンや卵巣機能も整います。そのため、妊娠する可能性を高められるのです。

不妊治療の種類を4つご紹介しました。不妊治療には、一人ひとりにあった治療法がいくつかあります。

また、妊娠の可能性を高めるためにご自身でできることもあります。
ぜひ少しでもお悩みやご相談があれば、ぜひ一度病院や鍼灸治療院に行かれることをおすすめします。

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