妊活中のお酒の飲み方

妊活をするまではご夫婦でお酒を飲んでいた人やお酒が好きでよく飲まれる旦那様、各家庭でさまざまですよね。

しかし、妊活を始めるにあたってお酒を飲まないように頑張ってみたりするが、生理が来てしまった度お酒をがぶ飲みしていませんか??

そんな飲み方は体によくありません。

妊活中のお酒の飲み方について今回はお話します。

お酒の飲み方

晩酌が日課になっている方も多いですが、やはり妊活にとってお酒も控えて行かれる方いいです。

お酒の飲み過ぎは活性酸素が溜りやすく、体をサビさせてしまいます。体がサビていくことは細胞一つ一つが老化してしまうことなんです!!

卵子も精子も一細胞です。少しでも若々しくいていただくためのお酒の飲み方をマスターしましょう!

まず、始めにお酒には糖質が多く含まれています、大量に飲酒をするとアルコールだけでなく糖質もたくさん摂取してしまうこともありますので覚えておきましょう。

1、週に2日の休肝日をつくる。

アルコールの分解に肝臓が働きますが肝臓はアルコールの分解以外にも免疫などもしており、飲酒が多くなると肝臓に負担がかかります。臓器を休ませることも大切です。

2、寝酒をやめる。

お酒を趣向品として飲まれている人もいれば、夜眠れないためお酒をの大量に飲む方もいます。
しかし、この寝酒は妊活にとって非常によくありません。アルコールの代謝によって覚醒作用のあるアセトアルデヒドが発生し、目が覚めやすくなってしまいます。ですので、かえって睡眠の質は低下してしますのです。妊活中に必要な性ホルモンは夜睡眠時にたくさん分泌されます。その時に深い睡眠になっていることがとても大事です。できることなら寝る3~4時間前までに飲み終わっておくことが望ましいです。それが出来なくても出来るだけ寝酒は控えましょう。

3、1日多くても2杯まで。

お酒の量も妊活をされていくなら控えていくべきです。WHOの基準値もあります。
デンマークの研究で1日に2杯以上飲まれた方だと妊娠率が18%も低下したとも報告されています。これは女性だけでなく男性も同じと言えるでしょう。
ではどのぐらいとなりますが、厳密には1日の純アルコール量が20㌘と言われています。

ビール(アルコール度数5度): 中びん1本 500ml

日本酒(アルコール度数15度):1合 180ml

焼酎(アルコール度数25度):0.6合 約110ml

ウイスキー(アルコール度数43度): ダブル1杯 60ml

ワイン(アルコール度数14度): 1/4本 約180ml

缶チューハイ(アルコール度数5度): 1.5缶 約520ml

 (缶チューハイはストロング系のものも多く売られており、9-13%程度と強いものもあります。アルコール度数をよく確認しましょう。)

上記が純アルコール量の20㌘の目安です。意外と飲めますよね。
妊活をされている方なら最低限この範囲内で飲まれる方がいいでしょう。

4、妊娠の可能性があるときはお酒を飲まない。

妊活中はいつ妊娠するかわかりません。妊娠中の飲酒は、胎盤を通して赤ちゃんに運ばれてしまいます。生まれてくる赤ちゃんに害を及ぼし、知能の障害、精神発達の遅れ、低身長、低体重などの発育障害、特異な顔貌などの「胎児性アルコール症候群(FAS)」を引き起こしてしまう可能性があります。妊娠期には早産や流産、お産の異常が見られることも。
妊娠の可能性があるときはノンアルコールのものを選ぶようにしましょう。

まとめ

東洋医学的に、日本酒などがいいかもしれませんね。
熱燗にして飲むと体も温かくなりますからね(^^)
お酒は適量を飲むとストレス発散や意外にも動脈硬化を防ぐ効果もあるそうです。
あくまで適量に限りますが!!
妊活中にお酒は夫婦間で問題になり得るところです。
妊活を始めたときに体に良いお酒の飲み方を身につけましょう。

■■□―――――――――――――――――□■■
不妊治療専門 アクア鍼灸治療院
院長 松本茂文
大阪市天王寺区石ヶ辻町7-2
(電話)06-6774-5218
診療日時
10:00~20:00/月~金(受付終了20時)
10:00~17:00/土日祝(受付終了17時)
不定休/定休日
(公共のアクセス)
近鉄上本町駅より徒歩3分
JR環状線鶴橋駅より徒歩7分
大阪メトロ谷町線谷町九丁目駅より徒歩10分
大阪メトロ千日前線鶴橋駅より徒歩7分
■■□―――――――――――――――――□■■